Obstetrics

妊婦体操疲労の回復と安産のために

妊娠中は、姿勢も不自然になりやすく、特に下腹部の筋肉が緊張して疲労しやすいので、適度な運動を行ってお産に役立つ動作に慣れておきましょう。ただし、時期や方法はかかりつけの医師や助産師と相談を。

大切な日常生活の姿勢

からだのバランスをよくし、疲れを防ぐためにもよい姿勢を。

立ち姿勢
立ち姿勢
椅子のかけ方
椅子のかけ方
しゃがむ姿勢
しゃがむ姿勢

足の運動

1回3分間、1日数回。

足の裏は床から離さないで、ツマ先をできるだけ上にそらせます。
足首を支点にして、ゆっくり上下に動かします。 

骨盤と筋肉を強く柔軟にする運動

朝晩5回、慣れてくれば10回練習。

両足のひざをつけて、左右交互に倒します。腰から上は床につけたままで、ゆっくりリズミカルに。
左側の足はまっすぐに伸ばしたまま、右足を立てて、そのまま外側に倒します。 

お産を楽にする運動

床にひざをつけ、上体の重みを支えるように両手をつきます。上体をそり気味に伸ばし、重心を前に移します。朝晩5回ずつ。 
椅子や流し台を利用して腰をのばしたり、かがめたり1日12回。
朝起きる前、夜寝る前にあぐらを組みます。2~10分程度。