Hospitalization

入院のタイミングこんな兆候があったら入院を

分娩の始まり

赤ちゃんが十分発育すると、子宮が下がった感じがして、ホルモンの分泌も変化してきます。そして、子宮を収縮させるホルモンが出てきて、不規則な痛みが始まります。
分娩が始まると不規則ながら子宮の収縮が強くなり、子宮の入り口が開いて、血のまじったおりものが外に出てきます(おしるし)。ときには赤ちゃんの入っている胎胞が破れて中の羊水が出てきます(破水) 。このようなときには、医師、助産師に入院の時期を相談しましょう。

分娩が近づいた兆候

  • おなかがときどき硬くなる
  • 子宮が下がったような感じがする
  • 胎児の動きが鈍くなる
  • 腰が痛む
  • お小水が近くなる
  • おりものが増える
  • 空腹感
  • 便が気持ちよく出ない
  • おしるし

前駆陣痛とは?

妊娠35週ころから、不規則な子宮収縮が始まることを前駆陣痛といいます。子宮を収縮させるホルモンが出てくるころで、このホルモンは産道をやわらかくする働きがあり、お産の準備が進んでいきます。子宮収縮が1時間に6回以上または10分間に1回以上、ある程度規則的に起こるようになったときをお産の始まり (分娩開始) といいます。

陣痛がきたとき

初産婦

5~10分ごとあるいは1時間に6回以上のおなかの張りや痛みがあるとき

経産婦

10~15分ごとのおなかの張りや痛みがあるとき(前回のお産が短時間だった方は早めに連絡しましょう)

破水したとき

清潔なナプキンをあてましょう。
感染しやすいので入浴は避けましょう。

出血が多いときはすぐに連絡を!!

  • 生理の2~3日目くらいの量
  • 血液のかたまりやおなかの痛みを伴うとき
  • おりものに混じる程度のおしるしは様子をみてください。

そのほか、お産の兆候かどうかわからないときや心配なことがあるときは、遠慮なくご連絡ください。

入院の連絡

入院の連絡の際は以下のことをスタッフがお尋ねします。必ずご自分で連絡してください。

  • お名前
  • 診察券の番号
  • 予定日
  • 分娩回数
  • 陣痛が始まった時間、痛みがくる感覚
  • 破水したかどうか
  • 出血があるかどうか
  • 病院に来るまでの時間

お問い合わせはこちら

0289-65-3661

入院・分娩に必要なもの

Aコース内容

お産セット(画像)

  • ナプキン S、M、L
  • 母乳パッド
  • スリッパ
  • αショーツ(使い捨てショーツ)
  • 直後パッド
  • おしり拭き
  • 臍帯箱
  • 臍消毒セット

部屋に用意してあるもの

  • パジャマ
  • バスタオル
  • フェイスタオル
  • アメニティセット
    シャンプー・リンス・ボディーソープ・ボディータオル・歯ブラシ・歯磨き粉・コップ・ヘアブラシ・ヘアゴム・ターバン・コットン・綿棒

Bコース内容

お産セット(画像)

  • ナプキン M、L
  • αショーツ(使い捨てショーツ)
  • おしり拭き
  • 直後パッド

患者様にご用意していただくもの

  • 産褥ショーツ
  • 授乳用ブラジャー
  • 臍帯箱
  • パジャマ
  • バスタオル
  • フェイスタオル
  • スリッパ
  • ボティータオル
  • 歯ブラシ
  • 歯磨き粉
  • コップ
  • ヘアブラシ
  • シャンプー
  • リンス
  • ボディーソープ
  • 綿棒等
  • 臍帯箱は、¥1,620円(税込)で、購入もできます。
  • お臍の諸毒セットは含まれておりませんので、エタノール・綿棒をご自宅にご用意ください。

入院時にお持ちいただくもの(共通)

入院時にお持ちいただくもの(共通)

分娩時にご持参いただくと便利なもの

分娩時にご持参いただくと便利なもの
  • 妊娠28週頃になったら、爪を切り、マニキュア、指輪などをとっておいてください。
  • 入院時は化粧を落としコンタクトを外してきてください。

入院生活

入院時のお願い

  • 大切な赤ちゃんとお母さんのために、院内はすべて禁煙です。ご協力お願いいたします。
  • 発熱・風邪症状のある方は、赤ちゃんへの感染を防ぐため、面会はご遠慮ください。
  • 面会時間は毎日、15:00~21:00です。
  • 貴重品の管理にはお気をつけくださいますようお願いいたします。
  • 診療時間以外は、入り口の自動ドアは施錠されております。自動ドア横のインターホンでお呼び出しください。

お食事

産後のお母さんの体を優しくいたわり、回復をうながす食事を提供しております。赤ちゃんを宿していたお母さんの体は、大仕事を成し遂げたところ。失われた栄養の補給と、赤ちゃんの食事となる母乳の質を高めるための献立を考案しています。母乳を作るのはお母さんの健康な血液。健康な血液を作るため、タンパク質、ビタミン、ミネラルなどの栄養バランスと必要なエネルギー量を摂取する食事となっています。「一汁三菜」をベースに、食材は安心で安全なものを使い、季節の野菜をふんだんに取り入れたメニュー構成です。退院したあとでも家族のために家で作れる家庭料理が中心ですので、正しい食生活を身につける機会の一助となれば幸いです。

シェフからのメッセージ

トレビの泉でイタリア料理を中心に基礎を学び、複数の飲食店にて腕を磨きました。
私の原点であるイタリアンをベースに培った技術を最大限に生かし、患者様が笑顔になる料理を創造します。

スタッフからのメッセージ

栄養たっぷりの美味しいお料理と笑顔をお届けします!

母子同室・別室

基本的に出産直後から赤ちゃんと同室になります。体調に応じてご相談ください。
「ずっと一緒」、「夜は別室」、「状況に応じて預けたい」など、ご相談しながら決めていきます。

母子同室

お母さんと赤ちゃんが同じ部屋で過ごす「母子同室」。赤ちゃんと一緒にいられるため、母乳をすぐに与えられて母乳育児がスムーズ、お世話に慣れるなどのメリットがあります。睡眠がとれず、体が休まらない場合にはご相談ください。

母子別室

赤ちゃんは新生児室で過ごし、助産師が面倒をみます。授乳やおむつ替えのときに、お母さんが赤ちゃんに会いに行きお世話をします。睡眠時間がとれるので、母体の回復が早く心身を休めることができますが、赤ちゃんにあまり会えず寂しく感じたり、お世話のシミュレーションがしにくいというデメリットがあります。

母乳相談

母乳が出にくかったり、出過ぎたり、お母さんの体質で個人差があります。
助産師と一緒に、自分らしい育児を考えていきましょう。